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減産実施の可能性で、銅価格が上昇に転じる
2024年3月14日現在、銅に関するテクニカル分析をお届けします。 要点 金価格の史上最高値を背景に、他の貴金属コモディティは昨晩ようやく回復基調となった。銀、プラチナ、パラジウム、銅はいずれもさまざまな程度の強い上昇を見せた。実際、コモディティは需給と在庫の原則に支えられ、流動性を吸収するトップクラスの資産になりつつある。 世界最大の精錬金属の製造・消費国である中国の製錬所が、加工賃の暴落という危機に直面するなか、少なくとも15の中国製錬所の幹部が水曜日に北京で減産の可能性を含む対策を協議したことで、銅価格は昨日3.4%急騰した。 テクニカル分析 日足チャート分析 (銅日足チャート。情報源:Ultima Markets MT4) 指標は過熱圏から離れた後、再び強気のシグナルを発しており、市場外の強気派勢力の流入と短期的な上昇トレンドの明確化を示唆している。 銅価格は下降トレンドラインをブレイクした後、上昇トレンドラインの抵抗に直面した。強い上昇トレンドに基づき、為替レートは短期的な利益を確定する圧力にさらされているため、調整を待って買いでエントリーのチャンスに注目しよう。 1時間足チャート (銅1時間足チャート。情報源:Ultima Markets MT4) 指標は過熱圏で絡んでおり、弱気のシグナルを発しようとしている。これは、現時点での強気・弱気の駆け引きが繰り広げられ、銅価格が短期的な調整局面に直面することを示唆している。 強い上昇トレンドでの調整は通常、23.6%のフィボナッチ・リトレースメント水準が目標となり、この水準は鍵となる4.00の切上げ水準にも近い。リトレースメント・レベルまで完全に戻った後の銅の買いのチャンスに注目しよう。 トレーディングセントラル PIVOTインジケーター (銅30分足チャート。情報源:Ultima Markets APP) 免責事項 本記事に記載されるコメント、ニュース、調査、分析、価格、その他すべての情報は、読者への一般的な情報として提供されるものであり、示唆を与えるものではありません。Ultima Marketsは、最新の情報を提供するため、合理的な措置を講じていますが、正確性を保証するものではなく、予告なく変更する場合があります。Ultima Marketsは、提供された情報の利用により発生したいかなる損失・損害に対しても、責任を負いません。